【祝】カラミざかり新作「カラミざかり番外編2~竹内先輩と部室~」 爆速感想&考察
※カラミざかりの個人的考察をしていきます。個人的な解釈を大いに含むため、苦手な方はご遠慮ください。
【祝】カラミざかり新作「カラミざかり番外編2~竹内先輩と部室~」 爆速感想&考察
カラミざかりファンのみなさま、こんばんは。
本日12月10日は、いったい何の日でしょうか…。
そう、待望のカラミざかりスピンオフ第二弾の発売日です!
カラミざかりファン待望の、
本編ではほとんど出番のなかった、竹内先輩のスピンオフになります。
僕は一日の変わり目である深夜12時に、即・購入いたしました!
そんなわけで、
さっそくですが、「カラミざかり番外編2~竹内先輩と部室~」の感想を書いていきたいと思います。
※以下ネタバレ満載ですので、未購入の方はご注意ください
「カラミざかり番外編 2〜竹内先輩と部室〜」カラー版 前編を読む
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①吉野貴史の新たな一面
今回のスピンオフは、貴史と竹内先輩のセックスシーンが中心だったので、「主要登場人物の知られざる一面」みたいな要素は、第一弾に比べると少なめだったような気がします。
しかし、誰も予想しない、以外な人物が新たな一面を見せつけてきました。
そう、エロ漫画至上最悪(褒めてる)の竿役とも名高い、かの貴史です。
上記の画像は、部室で竹内先輩に強引に迫る貴史が、ふと我に返って、部活後の汚い手を除菌シートで拭っているシーンになります。
このシーンを見たとき、「あれ?貴史、いいやつじゃね…?」って思った読者も少なくないはず。
少なくとも、(童貞だったとはいえ)里帆にムリヤリ挿入しようとした高成と比べると対照的で、貴史が誠実で気づかいのできる男と思わされるシーンです。
貴史はこの時点で女慣れしているとはいえ、好きな女子(竹内先輩)を相手にするのは初めてなわけで、それはもう興奮しまくっていると思われます。
その興奮状態でちゃんと自制できるのは、女子からするとポイント高いですよね。
また、貴史の秘めたる誠実さは、いざ竹内先輩に挿入という場面でも発揮されます。
挿入の場面で竹内先輩が「付き合ってからじゃないと…」としぶると、
すかさず、「ずっと好きでした」「つ…付き合ってもらえませんか」と告白する貴史。
晴れて竹内先輩と付き合うことになり、そのまま挿入します。
このシーンの「つ…付き合って」というドモリが、貴史の誠実さを表現してますよね。
今現在ヤリたいがために、口先だけで告白するなら、こんなドモリはありませんから、このシーンが貴史の一世一代の告白だったことが伝わります。
このような貴史の告白シーンを踏まえると、上記画像、カラミざかりシリーズ屈指の名言である、
「やっぱ気持ちってのは…ちゃんと伝えなきゃいけねんだよ」
という言葉にも説得力が出ますよね笑
いやあ、貴史……。
そりゃあモテるわ……。
②吉野貴史のその後について
貴史は竹内先輩と色々とくんずほぐれつしながら、番外編2は突然未来へ移ります。
そう、多くのカラミざかりファンが見たかった、キャラのその後を描く「アフターストーリー」。
今回は、貴史のその後を描く「貴史アフター」がラストに描かれたのです!
その後の貴史の生活はチラッとしか描かれませんでしたが、なにやらタワマンらしき場所で、幾人ものセフレたちと暮らしている様子…(あと毛が生えている…)。
これだけの環境で生活しているのですから、さぞかし収入がすごいんでしょうが、貴史の職業はなんなんでしょうね。
PCモニターが二台並んでいるところをみると、FXや株で大儲けしたなんてところでしょうか。
ただ、カメラがピックアップされているところをみると、売れっ子カメラマンか何かの可能性もありますよね。
同時期、高成は性癖をこじらせ、(おそらく)彼女もできず、地道にサラリーマンをやっている中、やはり対照的な演出になってます。
余談ですが、竹内先輩とラブホテルでセックスしている下りから、里帆や智乃が登場して、「えっ!どゆこと???」と読者が混乱している中、「夢か…」の演出は、改めて天才だと思いました。
「夢か…」の時点では、読者は「え???どこまでが夢なの???」なんて状態ですが、枕によって隠されてた、毛が生えた頭が露わになることで、読者に時間経過を一瞬で悟らせる。
夢オチを逆手にとった、オシャレかつ刺激的な時間経過演出だと思います。
桂あいり先生は、やはり人間の心を揺さぶる天才…!
③スピンオフ2の個人的感想
上記の感想では、あえてエロシーンに関しては省いて語っていましたが、やはり今回もカラミざかりはエロかった…!
スピンオフ2も、今までのカラミざかりシリーズにはない、先生によるまた新たなエロスの探究が多々見られた気がします。
例えば、ラスト付近、竹内先輩とラブホテルでセックスするシーンでは、
カラミざかりシリーズ(というか記憶によれば、僕が読んだことのある桂あいり先生の他作品含めて)初、断面図が描かれていました。
エロ漫画業界では断面図が描かれることは珍しくないですが、桂あいり先生はあまりそういった演出をされてこなかったので、意外でもあり、同時に、今でも新たなるエロスを求めて日々研鑽しつづけているのだなと感じました。
そういえば、カラミざかりシリーズでは一度も描かれていない中出しシーンですが、今回も中出しはありませんでしたねー(一度もないのはエロ漫画業界では珍しいと思います)。
途中、貴史が竹内先輩に中出しするかなーなんて思ったのですが、やはりそこは誠実な一面を見せた貴史ですから、そんな無責任なことはいたしませんでした笑
桂あいり先生の他の作品では、中出しシーンは当たり前のように描かれているため、カラミざかりシリーズでもいつか描かれる日がくるかもしれません。
また、竹内先輩が処女だったのも意外でした。
レイパー木戸先輩と同じ部活だったので心配でしたが、竹内先輩が木戸先輩の毒牙にかかってなくてよかった…。
BSS、NTR作品として有名なカラミざかりのスピンオフですから、主人公不在でもちゃんとBSS、NTR要素を忘れないプロっぷり。
貴史がレイパー木戸先輩に竹内先輩を寝取られるなんて展開も予想してましたが、ちゃっかり貴史は最後まで勝ち組で、読者からすると「ぐぎぎ……」状態です…笑
だけど寝取り役が勝ち組で、読者が劣等感を煽られるほど、BSS、NTRが輝くという方程式もあると思うので、貴史は幸せなままいてくれて良かったようにも思えます。
(これで貴史のその後の人生は見納めかと思うと少し寂しい気持ちがありますねー…)
つまるところは、
やっぱりカラミざかりシリーズは最高!
余談ではありますが、スピンオフ第一弾、第二弾ときたら、気になるのは
「第三弾はあるの…?」
ということだと思います。
大袈裟でなしに、カラミざかりシリーズがまだ続く可能性があるだけで、僕を含む多くのファンたちの生きる希望の光になるのではないでしょうか…笑
桂あいり先生のTwitterを見ていたら、こんな書き込みをされていました。
こ、これは…!
スピンオフ第三弾がくる可能性があると期待していてもいいのでしょうか…?
そして次は新山編になる可能性が…?
第三弾が発売する可能性を信じて、また希望を抱いて生きていきます…!
では長くなったので今回はここまで!
「カラミざかり番外編 2〜竹内先輩と部室〜」カラー版 前編を読む
「カラミざかり番外編〜貴史と飯田〜 カラー版」を読む(桂あいり先生のあとがき付き)
カラミざかり vol3 カラー版 後編を読む(桂あいり先生のあとがき付き)