「カラミざかり」個人的考察・解釈ブログ

大好きな「カラミざかり」をひたすら語りたくて始めたブログです。個人的考察、解釈を大いに含むため、苦手な方はご遠慮ください。

カラミざかり3考察:里帆と「裏アカ男」はなぜSNSで知り合ったのか(カラミざかり3 ラストシーンより)

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※カラミざかりの個人的考察をしていきます。個人的な解釈を大いに含むため、苦手な方はご遠慮ください。

 

 

 

 

里帆と「裏アカ男」は

なぜSNSで知り合ったのか

 

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「カラミざかり vol.3」より

 

カラミざかりvol.3のラストシーンの回想の中で、

一番印象的なコマといえば、この「裏アカ男」の下りではないでしょうか。

 

「裏アカ男」という言葉も馴染みのない人が多いでしょうし、

何より、里帆が「彼氏とのセックスが物足りなくて」という動機で

自ら「裏アカ男」に開発されにいってるというのが、

作中一番のビ〇チエピソードって感じでエグいですよね(普通に浮気ですし…)。

 

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「カラミざかり vol.3」より

(余談ですが、いうほどセックステクのない高成は、仮に里帆と付き合えても、

↑の「優しさが取り柄の彼氏」と同じ扱いになったと思われます。)

 

 

では、里帆はどのようにして「裏アカ男」と知り合ったのでしょうか。

 

作中では、里帆は「裏アカ男」とSNSで知り合ったと記述されています。

 

SNSといえば、

TwitterFacebook、LINE、InstagrammixiSoundCloudなど色々ありますが、

「裏アカ」という表現が一番使われるSNSは、やはりTwitterでしょう。

 

つまり、里帆と「裏アカ男」はTwitter上で知り合ったということになります。

 

Twitter上で知り合ったということは、

里帆は大学時代、Twitterをやっていたということになりますが、

作中、自己主張をほとんどしなかったあの里帆が、Twitterをやってる姿、

まったく想像つかないですよね…?

少なくとも、積極的に「自撮り」をTwitterに載せたりは、

里帆の性格上考えられないです。

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つまり「裏アカ男」は、里帆の容姿を知らない状態で知り合ったと推測されます。

 

では、どのようにして「裏アカ男」は、

おそらく日常ツイートしかしていないアカウントの里帆を

「可愛い女子大生」だと見抜き、声を掛けたのでしょうか。

 

 

 

 

 

①「裏アカ男」とは何者なのか

 

下記サイトによれば、「裏垢男子」というのはTwitterにおけるナンパの手法で、

裏垢男子たちは、タイムライン上でセックスを誘う投稿をアップし、DM(ダイレクトメール)で気になる女子をナンパします。

しかも、『裏垢女子』を自称する人を誘えばお互いの目的はマッチしやすく、住んでいる場所も近いならトントン拍子にデートが決まることもあるそうで……。

引用元:https://news.livedoor.com/article/detail/16641867/

とあり、個人情報を隠して「オフパコ」するのを目的とした男子らしいです。

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②「裏アカ男」と里帆の出会い

 

上記の記事によれば、裏垢男子はオフパコ目的のナンパをするとのことですが、

ナンパのターゲットって、基本的には自撮りを積極的に載せてる娘ですよね。

 

自撮りも載せてない、日常ツイートだけのアカウントをナンパするほど、

裏垢男子もチャレンジャーじゃないはずです。

 

前述したように、里帆は性格上、

Twitterはあくまで日常の出来事をつぶやくくらいで、

自撮りなどは載せてないと推測できます。

 

里帆が普段自撮りもせず、日常のツイートばかりしている場合、

当然、裏垢男子の目にも留まりませんよね。

 

 

では、どのようにして里帆と裏垢男子は知り合ったのでしょうか。

 

そこで考えられる可能性としては、

実は里帆自身も当時「裏垢女子」だったんじゃないか

ということです。

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「カラミざかり vol.3」より

 

 

上記の記事によれば、セックス相手を求める「裏垢男子・女子」同士だと

話がトントン拍子に決まるとあります。

 

里帆は「優しい彼氏」とのプレイに不満がつのるあまり、

「裏アカ」もしくは個人が特定できない形Twitterをやり始め、

そこに彼氏のプレイへの不満を書きながら、

セックスの相手を募集していたのではないでしょうか。

 

 

もし上記の説が正しかった場合、

「彼氏に満足できないなら、せめて高成と浮気してやって…!」

と思ってしまいますよね笑

そこは残念、やはり里帆は、

本音では高成とのセックスには満足してなかったということでしょう…。

 

 

 

 

 

③結論

 

「里帆はどうやって『裏アカ男』と知り合ったのか」を検証した結果、

「里帆自身が『裏垢女子』だったから『裏アカ男』と知り合うことができた」

という結論に辿り着きました。

 

もし里帆が大学生の頃「裏垢女子」として、

Twitterに彼氏とのセックスの不満を書いたり、

自分の裸の自撮りなどをアップしてたら、結構ショックですよね…。

 

正直、この「裏アカ男」に開発された下りさえなければ、

「里帆はただ押しに弱くて、悪い男に流されて犯されてるだけだ」

と擁護できたんですが、

自ら「裏垢女子」として望んで犯された(しかも浮気)としたら、

ちょっと擁護はできませんよね…。

 

 

余談ですが、「裏アカ男」のコマの里帆をよく見ると、

お尻に叩かれた跡みたいなものが見えます。

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「カラミざかり vol.3」より

 

この跡がスパンキングによるものなのか、

ムチなどアブノーマルなものの跡なのかは不明ですが、

一つ言えるのは、里帆って結構ドMな可能性ありますよね。

(ドMの傾向は高校時代にも見られたし、 作者の桂あいり先生は

「コウカン」というSMをメインにした漫画も描いているため、可能性は高いです)

 

例えば普通、サークルの新歓コンパで強姦されたりしたら、

その後男性恐怖症になってもおかしくないと思いますが、

その後にホイホイ「裏アカ男」とオフパコしてるんですから、

よっぽど天然か、

はてまた強姦すらも興奮に変わってしまうほどの重度のドMなのか…。

いずれにしても、今後も里帆の人生において高成が出る幕はなさそうです(*꒦ິ⌓꒦ີ)

 

(「裏アカ男」が里帆にスパンキングっぽいSMプレイをしたのも、

里帆が普段、裏アカにドMな性癖を書き込んでいたから、

それを見た「裏アカ男」が望みを叶える形で開発したとか…?)

 

 

 

では今回はここまで。

 

 

 

 

「カラミざかり番外編 2〜竹内先輩と部室〜」カラー版 前編を読む

「カラミざかり番外編〜貴史と飯田〜 カラー版」を読む(桂あいり先生のあとがき付き)

カラミざかり vol3 カラー版 前編を読む

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カラミざかり vol3 カラー版 後編を読む(桂あいり先生のあとがき付き)